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Radiosurgery OverviewIncreasing the impact of SRS & SBRT through innovation and digitalization

患者ごとの治療ニーズに応える放射線治療ソリューションです。ブレインラボは、先進的な製品を通じて、定位放射線治療の技術革新を支援しています。これにより、治療の選択肢が広がり臨床ケアの質の向上と治療成績の最適化に貢献しています。特定疾患に最適化された治療計画ソフトウェア、ポジショニングとモニタリングを統合したオールインワン・ソリューション、臨床研究、そしてベストプラクティスの共有を通じて、治療の進展を牽引しています。

将来を見据えた定位放射線治療技術

定位放射線治療は、多くの患者にとって治療選択肢の一つであり、日常生活への影響を最小限に抑えながら、治療効果が期待される治療法です。ブレインラボは、30年以上にわたりがん治療の技術的進展を支援してきました。そのビジョンは今も変わることなく、治療へのアクセスの向上と臨床ケアの均質な提供を目指し続けています。先進の輪郭描出・治療計画ソフトウェアと、高度に統合されたポジショニングおよびモニタリングシステムにより、定位放射線治療および体幹部定位放射線治療(SBRT)を高精度に支援します。

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精度の向上を追求する的確な選択

定位放射線治療:併用療法を支える重要な基盤

近年、定位放射線治療は、手術、化学療法、免疫療法と併用したがん治療において、その役割が拡大しています。

高精度な定位放射線治療分野の先駆者として、私たちは技術的な課題を慎重に評価し、未充足のニーズに対応することに努めるとともに、常に現状に対して検証的な視点を持ち続けています。私たちの目標は、世界中の医療従事者と患者が、高品質な定位放射線治療にアクセスできる環境を整えることです。患者の正常組織を可能な限り温存し、認知機能や身体機能の維持に配慮することで、治療において患者の生活の質(QOL)を重視する姿勢を貫いています。

高精度な治療でQOLの向上を実現

ブレインラボは、がん治療の未来をただ想像するのではなく、自らの技術で実現に向けて取り組んでいます。特定疾患に特化したツールの活用により、医療従事者がデータに基づいて、患者一人ひとりに最適な治療方針を自信を持って選択できるよう支援します。さらに、高度に設計されたワークフローにより、患者一人ひとりのニーズに応じた治療計画をスムーズに作成できるため、治療の効率性と精度の向上に寄与します。

治療計画の初期工程から、サブミリ単位で行う照射中の管理、フォローアップ評価に至るまで、ブレインラボのソリューションは、患者の治療プロセス全体にわたって高精度な支援を提供します。トラッキング技術を活用し、がん治療の精度と信頼性のさらなる向上に向けた取り組みを推進しています。
頭蓋内および脊椎病変の定位放射線治療における臨床経験を基盤に、体幹部領域の腫瘍に対して、高精度な治療を提供する領域を拡大しています。各腫瘍の特性に応じた先進的なソリューションを開発し、高度な体動モニタリング技術を採用することで、治療中のマージンを縮小し、治療アウトカムの向上に貢献します。 

各患者に最適化された治療のデジタル化

がん患者には、それぞれの状態や解剖学的特徴に応じた治療が求められます。高精度な治療が求められる時代において、医療のデジタル化は、定位放射線治療の提供方法に新たな可能性をもたらしています。デジタル化された患者データを活用することで、これまでに得られなかった詳細な情報が可視化され、個々のニーズに応じた、より的確な治療経路の構築が進んでいます。

ブレインラボは、AIを活用して患者データを臨床に活かせる知見へと変換する取り組みを推進しています。私たちは、治療方針の決定を支援するだけでなく、フォローアップや再治療の基盤を整えることで、疾患管理を包括的かつ継続的に支援することを目指しています。   
さらに、先進的な臨床レジストリを活用することで、実臨床データに基づいた治療の最適化と健康アウトカムの向上に取り組んでいます。技術の進化にとどまらず、精度と革新性、そして患者ごとの治療アウトカムの向上に向けた揺るぎない姿勢をもって、がん医療の未来を切り拓いています。 

ブレインラボの定位放射線治療製品

販売名:エグザクトラック (医療機器承認番号:22200BZX00108000)

販売名:エレメント (医療機器承認番号:30100BZX00108000)