ExacTrac Dynamicは、特に頭蓋内定位放射線治療(SRS)および脊椎体幹部定位放射線治療(SBRT)で、高度なトラッキング技術の性能と精度を発揮します。オールインワンシステムであるExacTrac Dynamicは、治療中に高頻度で患者の体動をモニタリングします。
ExacTrac Dynamic
定位放射線照射治療および従来の放射線治療における、高精度な患者位置決め装置です。
ソフトウェア
機能性を重視したユーザーインターフェース
カスタマイズ可能なユーザー中心のユーザーインターフェースを採用し、機能性が最も重視されています。プリセットされた特定疾患に特化したテンプレートを含む自動ワークフローにより、部門全体または複数の施設にわたる治療の標準化を推進します。
高度な画像フュージョン1
従来製品よりも大きく高画質なX線画像では、患者の解剖学的構造がより多く表示されるため、DRR画像との比較やレビューが容易になります。便利なフュージョンツールによって画像表示が様々に調整できるため、検証プロセスをさらに簡易化できます。
リニアックとの深化したインテグレーション
高性能リニアックとの高度なインテグレーションにより、患者データの自動読み込みだけでなく、プリセットされた体表面およびX線の許容範囲に基づいたビームの自動一時停止も可能になります。また、事前に定義されたガントリ角度またはMU間隔に基づいてX線撮影の自動トリガーが可能になります。
ノンコプラナーでのモニタリングと補正
ExacTrac Dynamicは、治療中にX線画像を撮影し、患者の治療位置を継続的に確認します。ノンコプラナー照射中でも、潜在的な患者位置のずれを検出し、治療エラーを削減します。
クラニアル4Piマスクシステム
刷新されたExacTrac Dynamic専用の患者マスクシステムは、簡便なオールインワンタイプになりました。新たに線量特性に応じて最適化された使いやすいデザインは、複数のカウチトップに対応可能です。
マスクは簡単に着脱できるだけでなく、体重減少やむくみが生じた際には、マスクの高さを容易に調整することが可能です。
Cranial & Spine SRSワークフロー
ExacTrac Dynamicで放射線治療の精度を向上
オールインワンシステムであるExacTrac Dynamicは、従来は複数の装置が必要とされていた、頭蓋内および脊椎病変に対する定位放射線治療の様々な課題に対処しています。
Cranialワークフロー(3:07)
Cranialワークフロー(3:35)
Spineワークフロー(0:49)
CBCTワークフロー(1:15)
ブレインラボへのお問い合わせ
販売名:エグザクトラック (医療機器承認番号:22200BZX00108000)
販売名:カウチシステム ( 医療機器届出番号:13B1X00109200215)
販売名:4Pi クラニアル マスクシステム (医療機器届出番号:13B1X00109200229)
販売名:フレームレスラジオサージェリーシステム (医療機器届出番号:13B1X00109200109
ExacTrac 6.5または6.2との比較