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ExacTrac Dynamic Surface
More than just the surface

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ExacTrac Dynamic Surface®は、サーマル・サーフェスカメラを用いた体表面画像誘導放射線治療(SGRT)ソリューションです。効率的なワークフローを通じて、放射線治療部門全体で標準化を実現できます。また、ExacTrac Dynamic®システムにアップグレードすることで、X線照合機能を追加することも可能です。

ブレインラボの体表面画像誘導放射線治療ソリューションのメリット

Photo of the ExacTrac Dynamic Surface 4D Thermal Camera emitting light

患者を常にトラッキング

プレポジショニングから照射まで、サーマル・サーフェスカメラの中央にあるライトプロジェクターがリアルタイムで患者をトラッキングし、カメラの視野が遮られることなく患者を確認できます。体表面のグリッドに熱シグネチャーを追加することで、治療全体を通じて患者の体表面を高精度でトラッキングすることが可能です。

Illustration: Surface-guided Radiotherapy Treatment in Progress

SGRTのワークフローを最適化

体表面画像誘導放射線治療では、患者の体表面情報と呼吸位相を正確に監視し、ゲーティングを行うことで、腫瘍が計画された位置にあるときにのみ照射を行うことができます。さらに、左乳がんのマーカーレス治療におけるBreath Holdワークフローなど、事前に定義されたワークフローを使用することで、心臓などの重要臓器を温存します。

Image depicting ExacTrac Dynamic Surface integration with Varian and Elekta linacs, featuring colorful points and waves on a black background

放射線治療部門全体の標準化

ExacTrac Dynamic Surfaceは、VarianおよびElekta製のリニアックとシームレスに統合でき、放射線治療部門全体の標準化を実現します。直感的なユーザーインターフェース、一元化された患者データベース、トレーニングサービス、事前に定義されたワークフローなどの機能により、日常の臨床業務をさらに最適化できます。

体表面放射線治療を始める準備はできていますか?

ExacTrac Dynamic Surfaceの
さらなるメリット

サーマル・サーフェスカメラによる体表面イメージング

サーマル・サーフェスカメラは、患者の熱シグネチャーと3D再構成された体表面形状を関連付けることで、高精度かつ信頼性の高いユニークなトポグラフィーを生成します。高解像度・低遅延の2台のステレオ3Dカメラにより、患者の体表面から約300,000点の計算ポイントを取得し、サーマルカメラで取得した熱シグネチャーを一致させることで、SGRTのマッチング用データを生成し、患者位置のトラッキングをサポートします。

Surface Imaging with 4D Thermal Camera of ExacTrac Dynamic Surface

Varianとのシームレスな相互運用性

ExacTrac Dynamic Surfaceは、TrueBeamの4軸カウチまたはPerfectPitch™ 6軸カウチトップを介して、Varian製のTrueBeam®およびEdge®システムとシームレスに統合されています。

これらのシステムを組み合わせることで、患者の体表面情報と呼吸位相を活用した効率的なプレポジショニングとモニタリングが可能になります。また、必要に応じて自動的にゲーティング照射を実行することもできます。

この高度に統合されたシステムにより、臨床ワークフローのさらなる効率化と最適化が図られ、患者の体表面を正確にトラッキングすることで、安全かつ高精度な治療が実現します。

ExacTrac Dynamic Surface Varian Linac

Elektaとのフルインテグレーション

ExacTrac Dynamic Surfaceは、Elekta製の Versa HD™ およびHexaPOD™と完全に統合することが可能です。

これにより、患者の体表面の熱シグネチャーや呼吸位相に基づいた効率的なトラッキングが可能となり、自動的にビームホールドを実行します。

さらに、カウチとの統合により、ExacTrac Dynamic Surfaceからカウチへシフト補正値を直接送信することで、治療を効率的かつ迅速に実施できます。

ExacTrac Dynamic Surface Elekta Linac

標準化された放射線治療ワークフローをご体験ください

Standardワークフロー

従来の放射線治療ワークフローでは、患者は外部イメージングデバイスで撮影された画像や、前回の治療時の体表面データに基づいてプレポジショニングされていました。外部イメージングデバイスを使用して撮影中に体表面をモニタリングし、照射中には体表面の熱分布をリアルタイムでトラッキングすることで、精度と安全性を向上させます。

Breath Holdワークフロー

患者の呼吸に合わせたゲーティング照射により、重要臓器を温存します。最終的なポジショニングの際には、解剖学的構造の画像撮影中に患者の体表面をモニタリングし、治療計画CTと同じ息止めの状態で、治療中にトラッキングする体表面ポイントを自動的に取得します。

簡単なアップグレードと標準化を実現

ExacTrac Dynamic Surfaceは、常に簡単にアップグレードが可能です。部門全体や特定のリニアックにおける臨床ニーズが変化した場合でも、必要に応じてX線画像誘導機能をいつでも追加することが可能です。X線画像誘導によるIGRTにより、治療中に解剖学的構造をモニタリングすることが可能になるため、精度と効率が向上します。また、頭蓋内定位放射線治療、脊椎定位放射線治療、およびフィデューシャルマーカーを使用した治療をより高精度に行うことが可能です。

単一カメラを搭載したソリューションは、標準化を念頭に置いて設計されています。複数のシステムにExacTrac DynamicおよびExacTrac Dynamic Surfaceが導入されている場合、症例に応じて患者を適切なシステムに簡単に割り当てることが可能です。

Teaser Image: ExacTrac Dynamic Page - Explore revolutionary thermal-surface camera technology combined with real-time X-Ray tracking for unmatched accuracy

ExacTrac Dynamic
放射線治療における高精度な患者モニタリング

ブレインラボ製品およびサービスの詳細情報

販売名:エグザクトラック (医療機器承認番号:22200BZX00108000)

販売名:エレメント (医療機器承認番号:30100BZX00108000)

放射線治療ソリューションで精度向上