Elements Fibertracking for Functional NeurosurgeryMatter that matters

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機能神経外科用Elements Fibertrackingは、CSDベースの確率論的トラクトグラフィを脳神経外科手術の臨床に適用しました。1 本ソフトウェアは、確率論的1および決定論的トラッキングアルゴリズムの両方を搭載し、先端技術と実績ある手法をシームレスに統合しています。

Fibertracking for Functional Neurosurgery

手術における
精度

重要な神経経路をマッピングすることで、術者は電極を高精度に配置できます。脳深部刺激療法(DBS)などの手術において、認知機能や運動機能を温存しながら、治療戦略上の高度なリスク評価を可能にし、治療成績の向上を目指します。

Fibertracking visualization highlighting ease of use with customizable templates

高い
操作性

カスタマイズ可能なテンプレートを活用することで、決定論的および確率論的トラッキングを用いた神経線維束の作成を、さまざまな症例において高い一貫性と効率性をもって実施でき、信頼性と再現性が向上します。

Fiber tract visualization representing seamless integration

シームレスな 統合

機能神経外科用Elements Fibertrackingは、定位手術の計画から術後レビューまでのワークフローを容易に統合でき、手術全体を通じて効率的かつスムーズなプロセスを実現します。

Elements scaled background

Pathways of significance

脳神経外科の新たなアプローチ

Brainlab Elements Surgery Background

Precision & control for
accurate trajectory planning

ブレインラボの機能神経外科手術用プランニングソリューションは、トラジェクトリープランニングに必要な高精度と優れた制御性を提供し、正確かつ効率的な手術計画を実現します。

CSDベースの確率論的ファイバートラッキング

新しいCSDベースの確率論的Elements Fibertrackingソフトウェアは、
重要な神経経路を正確にマッピングすることで、DBSなどの手術時のトラジェクトリープランニングの精度を最適化
します。これにより、認知機能や運動機能を温存しながら、より効果的な治療を実現できます。パーソナライズされたアプローチにより、患
者固有の白質
構造や神経接続性を考慮した手術戦略の立案や、術後アウトカムの予測が可能になります。

交叉・接近・屈曲する 神経線維の検出感度の向上

CSDベースのトラクトグラフィは、1つのボクセル内で交差・接近・屈曲する神経線維を識別でき、より詳細な白質構造の把握を可能にします。この高い検出性能により、術者は複雑な神経線維経路を高精度にトラッキングでき、特に線維構造が複雑な領域における脳の接続性に関する理解を深めることができます。

Visualization of complex brain fiber pathways using CSD-based tractography

高解像度・高精度

CSDベースの確率論的トラクトグラフィは、高い解像度と精度を兼ね備えており、複雑に交差・重なり合う神経線維群を捉えることが可能です。不確実性が低く、精度の高い解析を実現することで、脳内の複雑な神経線維束や接続パターンを描出します。

High-resolution probabilistic tractography image showing intricate neural pathways - Fibertracking

病変の影響を受けにくい堅牢性

CSDベースのトラクトグラフィは、部分体積効果や病変による信号の乱れに起因する誤差を低減します。神経線維の方向分布を精密にモデル化することで、信頼性の高い解析結果を提供し、微細な白質異常の検出や神経疾患における治療計画の立案に貢献します。

Brain tractography showing detailed neural pathways and tumor visualization.

機能神経外科手術における活用例

Elements Fibertrackingは、術者の意思決定を支援するための詳細な情報を提供します。

DBSターゲティングおよび 刺激パラメータの最適化

DRTやCSTなど、特定の臨床効果や副作用に関連する神経線維を可視化することにより、DBSのターゲティング精度が向上し、最終的には患者の治療アウトカムの改善に寄与します。

Brain imaging showing DBS targeting with fiber tracking for precise stimulation.

てんかん手術計画の意思決定を支援

Elements Fibertrackingは、皮質脊髄路、視放線、弓状束などの神経経路を可視化することで、重要な白質線維の損傷を最小限に抑えつつ、切除戦略の有効性を高めることができます。これにより、てんかん患者の発作管理に寄与し、QOLの向上が期待されます。また、Elements Fibertrackingは、開頭術における治療戦略の高度なリスク評価にも貢献します。病変と隣接する白質線維との関係を評価することで、術後の患者アウトカムの予測を支援します。1

3D brain visualization highlighting neural pathways for epilepsy surgery planning.

Elements Fibertrackingで 機能神経外科の核心を可視化

ブレインラボの
機能神経外科手術ソリューション

Image showcasing blue and pink waves and tubes illustrating Brainlab's Functional Neurosurgery Solutions

Deep Brain Stimulation Solutions

ブレインラボの脳深部刺激療法(DBS)用ソフトウェアソリューションは、患者の解剖学的構造を高度に3Dで可視化し、治療プロセス全体を通じて手術チームを支援するよう設計されています。

Image featuring multiple blue and pink waves and tubes, illustrating Brainlab's Functional Neurosurgery Solutions

Drug-Resistant Epilepsy Solutions

ブレインラボのてんかん治療ソリューションは、仮説形成から高度なsEEGプランニング、電気生理学的情報の活用、そして手術プラットフォームにおけるナビゲーションに至るまでの各プロセスをシームレスに統合し、手術効率化と手術チーム間の円滑な連携を実現します。

Teaser image: functional neurosurgery planning solutions

Planning Solutions

ブレインラボの機能神経外科手術用プランニングソリューションは、高度なソフトウェアアプリケーションとネットワーク化されたハードウェアソリューションで構成されており、高精度かつ優れた制御性を提供します。これにより、トラジェクトリープランニングを正確かつ効率的に実施することが可能です。

販売名:Elements サージカルアドバンス(医療機器認証番号:227AABZX00098000)

  1. Moiyadi et al. (2023): World Neurosurgery, DOI: 10.1016/j.wneu.2023.09.041: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3521255/