Brainlab Elements

“It’s Elementary”

ブレインラボのElementsは効果的かつ効率的であり、選択的に使用できるソフトウェアモジュールです。 脳神経外科から放射線治療科に渡る臨床のスペシャリストにお使いいただけます。

強力なソフトウェアアプリケーションのモジュラースイート
迅速かつ総合的な、マルチモーダルの頭蓋内病巣描出機能

SMARTBRUSH ANGIO

Smartbrush Angio ¹ は頭蓋内病巣の描出を迅速かつ総合的に行える専用のコンポーネントです。ダイナミック撮影した血管造影の2D画像を自動で色分けすることで、ナイダスとそれにつながる動脈と静脈をはっきりと見分けることができます。動脈の構造に焦点を絞って3D画像データをレジストレーションし、融合させることで病巣の描出を何通りにも変えることができます。

  • ローカライザーを使わずダイナミック撮影した2Dの血管造影画像をサポート
  • 色分けをすることで病巣とそれにつながる動脈と静脈を鮮明に区別
  • 体積の強調画像セットに対して血管を自動で3Dセグメンテーション
  • ローカライザーを使わずダイナミック撮影した血管造影の2D画像と3D画像両方の動脈を合わせてレジストレーション
  • 病巣の体積を自動でセグメンテーションし、スムーズな微調整が可能
脳内病理構造の輪郭を描出

Smartbrush

SmartBrushを用いて作成した画像には、「百聞は一見にしかず」ということわざがぴったりと当てはまります。インテリジェントな機能を利用すると、複数のリソースを併用したり、多断面構成像から計測した腫瘍体積を取り込んだりできるので、描出した腫瘍の輪郭を自在に広げられるようになります。

  • 腫瘍の輪郭を複数のリソースを使って迅速に描出
  • 多断面構成像から腫瘍体積をストリームラインで計測
  • マウスをクリックしたり指でタッチしたりするだけで輪郭を広げられるスマート機能を装備
  • 複数モダリティーの画像輪郭を同時に検討可能
多種多様な画像をオートフュージョン

Image Fusion

Elementsのイメージフュージョンの活用方法をさまざまな角度からお考えください。画像データセットのフュージョンは、治療計画を立てる際の腫瘍の特定と輪郭の描出に欠かせない存在です。

  • 正確なイメージフュージョンを全自動で実行
  • 相互情報量アルゴリズムによりデータセットを数秒で関連付け
  • 類似部位をもとに関連づけされたデータセットにより関心領域を特定
  • どのデータセットでも輪郭をフレキシブルに描出
部位の検出結果に基づいてアトラスを自動選択

Atlas Segmentation

病巣の特定は全自動のナレッジベース解剖アトラスセグメンテーションからスタートします。関心領域に指標を付ける作業は放射線治療のワークフローには必須の工程で、アトラスセグメンテーションを利用すれば連続して正確な指標付けができ、レビューや変更も行うことができます。

  • ナレッジベースの解剖アトラスセグメンテーションにより最高精度を確保
  • 安定した自動輪郭描出機能でレベルの高い治療計画を作成
  • 時間のかかる輪郭描出を効率よく自動化
  • 効果的なデータの事前処理により即座に病巣の表示が可能
dose-to-target、dose-to-critical-structureが詳細に確認可能

Dose Review

Dose Review ² で、治療計画の徹底したレビューが行えます。照射範囲や重要臓器への放射線の影響を検討する際、このアプリケーションで正確な概要情報や詳細を確認することができます。新しいオプションのilluminateを利用すれば、放射線治療の他のアプローチとの比較がしやすくなるだけでなく、治療前に今までとは違う安心感が得られるようになるでしょう。

  • 標的と重要組織への照射を確認
  • 照射範囲を拡大表示
  • DVHで治療計画を詳細に確認
  • 他の計画との比較が可能
Brainlab Elements DICOM Viewer

DICOM Viewer

Elements DICOM Viewerを使用することで、治療計画の策定や意思決定に必要となる患者のデータセット群に、簡単にアクセスできます。

  • 医用画像データに簡単かつ素早くアクセス可能
  • DICOM形式の画像を簡単に直接使用
  • シンプルなユーザーインタフェースはマルチタッチジェスチャーに対応
  • 短期で習熟可能な直感的操作法
  • ボリュームレンダリングを可能とするアドバンスト3Dビューワーが、空間的理解を必要とする解剖オリエンテーションをサポート

1

Smartbrush Angio – 510(k)については未申請。

2

Dose Review – ground-based versionは米食品医薬品局の承認待ち。